2018 土気高校&留学生

 

実施日:2018824日 午前10時~午後430

 

参加者:双葉外語学校   7名(ロシア、スリランカ、タイ、ベトナム、フィリッピン)

 

       H日本語学校 10名(バングラデシュ、スリランカ、ネパール、モンゴル、

 

ベトナム、ミャンマー、インドネシア、ベトナム、中国、韓国)

 

    県立土気高校    90名(工芸部 8名、茶道部15名、ギター部15名、バレーボ

 

ール部13名、吹奏楽部 17名、英語科10名、生徒会4名、

 

先生方 8名)

 

         AIFS            7名(理事2名、会員5名)

 

 

 

今年は、市内にある日本語学校の留学生18名に参加頂きました。多くは日本の大学入学や日本企業に就職を目指す若者達で僅かな母国からの仕送りとアルバイトで自活する苦学生です。

 

10時に土気駅に到着した留学生達は順次ボランティアの車に分乗し土気高校正門に到着。特別教室に案内され、土気高側の歓迎挨拶に続き、英語科、生徒会の代表や先生方を前に一人ずつ日本語で自己紹介。いずれも流暢な日本語に日本人は全員がびっくり。

 

 

 

まず最初に工芸部のろくろ作業や陶芸作品を鑑賞。高校生の作品とは思えないシブイ仕上がりに感激。記念に生徒が心を込めて作った湯飲み茶わんを各人がもらいました。

 

次に訪れた茶道部では着物を着た生徒からお点前の作法の説明を受け、各人が抹茶とお茶受けの和菓子を頂きました。多くの留学生は慣れない正座に苦労していました。

 

昼食をはさんで訪れたのは、(クラッシック)ギター部と吹奏楽部の見事な演奏。特に吹奏楽部は関東大会でも上位入賞する程の腕前。その一糸乱れぬ演奏と迫力には一同感激。

 

返礼としてインドネシア人のウェンディ嬢がアンジェラ・アキの「手紙~拝啓十五の君へ」を熱唱。今度は土気高の生徒達がうっとりと聴き入っていました。

 

部活見学の締めくくりは、留学生と土気高生徒達の親睦・交流会。すっかり打ち解けた雰囲気の中、思い思いの感想や、それぞれの国との違いを意見交換。スマホ写真撮影や後日また連絡がとれるようにメールアドレスを交換するシーンが随所に見られました。

 

 

 

今回は、アジアの途上国からの留学生が多く、豊かな国の日本社会に生まれ育った土気高の生徒さん達には苦学生との意見交換は大いに刺激になったようです。