理事からひとこと

理事 内藤一芳

バブル絶頂のころ、東急不動産が第2の田園調布をめざし、社運を賭けて開発した「あすみが丘」。当時、都会へ通勤可能で、緑豊かな住宅地は、高価格にも関わらず大人気で、購入には10倍~20倍の高倍率の抽選に当たらなければならなかった。幸運にも当選した人たちが、東京や横浜から移住し、そして夢の「あすみが丘ライフ」が始まった。あれから20余年。いつの間にかモダンな有名店は次々に去り、介護施設、老人ホーム、葬儀場が目立つ街になってしまった。そんな「あすみが丘」も、住んでいる人の質はかなり高いと思う。才能豊かな人たちがたくさん住んでいるみたい。子供のレベルも高く、大椎中などは千葉市でもトップクラスらしい。「あすみが丘国際交流」は、住んで楽しい街づくりを目指し活動しているが、いろいろな方面の多才な人たちの協力を得られれば、より魅力的な「あすがみえる丘」に近づくことは、間違いない。興味がある方は、NPOに触れてみませんか? お気軽にお問い合わせを!

 

理事 坂本裕子

昨年の夏にふとしたきっかけからAIFSの国際交流事業の「くらしのにほんごくらぶ」の活動に関わり、長くAIFSの会員でありながら何もお手伝いが出来なかったこともあり、推薦を受けて、理事に就任致しました。

AIFSの活動はニュースレターを見ていましたが、長年にわたり活動を続けていらっしゃる方がいることをありがたく感じており、今まで様々な形で力を注いで下さった理事の方々をはじめボランティアの方々に心より感謝申し上げます。

私の役割は、事務局、会計、国際交流を主に担当いたしますが、一つの事業に対し複数の理事が遂行していて、助け合いながら運営をしていきます。昨年までと今年との活動の違いは、あすみが丘プラザの改修工事のために秋のプラザ祭りがありません。

新イベントの有無、また、今後のAIFSの在り方について、定款を踏まえて模索しつつ、会員の皆様のお声を伺いながら、より有効な活動を心掛けていく所存です。

どうぞ宜しくお願い致します。

                                                                                             理事 小林芳樹

あすみが丘に暮らし始めて早くも四半世紀が過ぎました。若かった私も定年退職し第二の人生を歩んでいます。緑豊かな里山やほのぼのとした田園風景を背景に個性豊かな家々が建ち並ぶ街並みがとても気に入っています。

そんなあすみが丘にも外国籍の人たちも多数住むようになりました。エスニックなレストランも開店しています。

2020年には東京オリンピックが開催され、千葉県もサーフィン、フェンシング等の競技開催に伴い沢山の外国人観光客が訪れます。

肌の違いや価値観の多様性を認め合い、宗教や国籍を超えた交流が日常となる街作りを目指して頑張ります。

本年度は、留学生の学校訪問、ホームビジット、花いっぱい運動を主に担当します。よろしくお願いします。

 

理事 小幡敏信博士(出身地:兵庫県西宮市)

 国際交流という言葉は、あすみが丘へ1994年に引っ越してから意識し始めた。それまで、1年間、東京都杉並区、さらに東京の前は、悠久な歴史文化の重層性を持つ藤原京があった奈良県橿原市に住んでいて、畿内と関東との文化や思想の相違も十分に判っていて、本年の2018年3月と4月に、再び、奈良・斑鳩・京都に寄ったのであるが、驚いたことに、東京よりも、多くの欧米人達が畿内を訪問していて、地元の日本人の数の比率の相違もあるが、奈良の東大寺や京都の観光各地において、グローバリズムに溢れていて、人種の坩堝というか花爛漫であることが意外だった。それに対して、現在のあすみが丘について、なんと侘しいというか、国際交流という雰囲気があまりない。1996年の夏だったと思うが、民族学としても貴重な加奈陀のトーテムポールという木の彫刻をあすみが丘プラザの隣の公園にシンボライズされていることもあり、また、加奈陀からの留学生をホームステイとして、小幡ファミリーが受け入れていた経験もあり、息子が成人したことを機会に、再び国際交流の理事として活動し始めた。千葉大学の国際交流と、AIFSニュースレターの編集長、文化人類学・比較文化学などの見地においての学術論文のための調査研究活動をより推進するので、今後もどうぞよろしく。

 

理事 金子和弘

新理事の金子です。一昨年にも理事を務めてまいりましたが、この度、再び夢に向かって理事に就任しました。

昨年は一会員としてプラザまつりでお手伝いさせて頂きました。今回はプラザ祭りがありませんが、伝統ある地元のお祭りの「とけサマーフェスティバル」にAIFSとして積極的に参加し、地元に活動をPRしたいと思います。

理事として以下の2点を実現していきたいと思います。

1.         未来に向けたコミュニケーション環境の実現

少ないスタッフで効率よく事務を行うこと、外部との接点活動を立体的に行うことを目的としたクラウド環境の効果的な利用。

2.         「顔の見える」AIFSならではの民泊システムの構築

2020年のオリンピック開催に向け「民泊」をテーマにAIFSらしいおもてなし環境を構築し、国際交流につながるビジネスを展開する。

「顔が見える」とはオーナーとAIFSとゲストの3者が関わり合いながら、民泊を進めること。従来の民泊ビジネスとは違う事業を実現していくこと。

2つともテーマとしては大きなものですが、AIFSの会員で良かったと思える意義ある活動にしていきたいと思います。

 

理事 山下英夫

私は日本航空の国際線のチーフパーサーとして定年まで35年間を過ごしました。

訪れた都市はJALの寄港地と周辺を合わせて50都市程になりました。いわば、毎日が国際交流だったように思います。ぼろくなった船が解体までの間、母港に錨をおろし、つながれるように、私は今、母港のあすみが丘に錨をおろしています。

これまで妻に任せっきり、頼りっきりだった地域活動に、今なら時間的に余裕ができ、多少なりとも貢献できるかもしれないと思い参加しました。これまで続いてきたあすみが丘の国際交流の活動を支えてきてくださった理事、監事、ボランティアの方々の努力に感謝するとともに、さらにいい形で発展し引き継いでいけたらと思います。

私の取り組みたい方向は、地域通貨の考えかたを含む新しい形のボランティア活動です。

 

次号、次次号で具体的なプランを理事会の了解のもとでニュースレターに紹介できるように努力します。高齢化に対応できるような住みやすいコミュニティづくりにボランティアは欠かせないでしょうから。